
第二次世界大戦(太平洋戦争)末期の1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、アメリカ軍が広島市に世界で初めて原子爆弾を投下した。
”原爆ドームの見所まとめ!忘れてはならない負の世界遺産” http://find-travel.jp/article/949
私が生まれる前に起こったこの悲劇については、様々な資料や語り継がれていることなどから知るにすぎないが、自分と全く無関係というわけでもない。 私の母方の祖父はヒロシマの被爆者であった。爆心地から離れた所にいたとのことで、外傷はさほどではなかったが、しばらく下痢が続き、その後も体調が良くなかったと聞いている。私が幼い頃に亡くなったので、祖父の記憶はほとんどないが、物静かで優しい人だったように思う。
核兵器の廃絶が叫ばれる中、事態は好転しているのだろうか。所詮人は歴史からは学ばない、歴史は他人の経験であり記憶であるから、との考えもある。それでも、人類がいつまでも愚かではないことを祈りたいと思う。 |
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