初花月に

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...... 2016年11月18日 の日記 ......
■ 【矢ガモ】事件   [ NO. 2016111801-1 ]


 矢ガモ(やガモ)は、1993年(平成5年)1月22日に東京都の石神井川で発見された、クロスボウの矢で射られたオナガガモの通称。矢が刺さったままの姿で石神井川や不忍池を行き来した末に、翌月の2月12日に上野動物園で保護され、矢を摘出された状態で放逐された。(矢のほか、体内には2発の散弾も発見されたが、矢と同じく急所を逸れており、偶然に偶然が重なって生存に繋がったものと見られた)矢の刺さったままで生き続ける姿が痛々しいとして話題を呼び、動物愛護の象徴ともいわれ、多くのメディアで話題に昇った。しかしその一方、保護されるまで見物人が急増したことや、報道の過熱ぶりが問題視され、社会問題にまで発展した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E3%82%AC%E3%83%A2
より

別の記事:矢ガモ騒ぎ | NHK名作選(動画あり)
http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030257_00000

 警視庁はこの事件について、鳥獣保護法(略称)違反容疑で捜査を進めた。オナガガモは狩猟鳥であり、狩猟許可地域で散弾が撃ち込まれても違法ではないが、警視庁は、狩猟禁止地域で使用禁止のクロスボウを使っていることから同法を適用できるとした。罰則は「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」の罰則を適用できるとした。
 矢ガモの捕獲は困難をきわめ、費やした費用は約300万円ほどだった。結局、犯人逮捕には至らなかった。

追記:
 鳥獣保護法(略称)は2014年5月に改正され、鳥獣保護管理法(略称)となった。新たに成立したこの法律では、野生鳥獣の法的な「管理」という側面が従来よりも強調される形になった。矢ガモ事件が警察の捜査対象になった理由には、動物愛護のような要素は含まれていない。

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