
一般財団法人 広島県環境保健協会に問い合わせ 宮島の鹿の調査を担当している方に話を聞く(6月13日)
Q:何度も申し訳ありませんが、鹿の頭数について A:島の北東部に500〜600頭、これは島全体の約80%と見ている(あくまでも推定)
Q:最近メディアが市街地の鹿の数が減少していると報じましたが A:メディアが言う市街地と調査区域の市街地は同じではない。観光スポットでは数が減少しているが、全体数は変わっていない。
Q:調査区域には鹿の食べ物は充分にあるのですか? A:自生している植物に加えて、鹿に食べ物を与える人がいる。(Yさんやボランティアの人たち以外に、観光客、写真会社や露天商の人、島の住民など)鹿は栄養状態が良くないものの、頭数が変わらないところを見ると、食べ物は人が与えるものも含めて何とか得られていると思われる。
A:第二次大戦後に鹿の数が激減したと聞きますが、それ以前は島の住民が鹿に餌やりをしていて、それでも今のように数が増え過ぎるという問題はなかったようですが A:昔は島の人口が少なかったために、問題になるほど鹿が増えることはなかったと考える。
A:廿日市市は餌やり禁止のお願いをしていますが、条例にするような動きはないのですか? Q:今後は分からないが、現在のところはないようである。餌やり禁止を徹底させて、その結果を見る必要があるとは思う。
A:鹿の頭数制限のために避妊・去勢をしてほしいという訴えがありますが? Q:今の鹿の数を考えると、莫大な費用や人員、労力がかかる。また実施するとなると様々な要素を検討して慎重に方法を決めなくてはならない。難しい問題である。頭数制限の方法として最も確実なのは駆除である。
A:猪は駆除していて、許可があれば鹿も駆除が可能ですが、鹿が棲む島というイメージがあるので、観光利用という目的や、駆除によって非難を受けるおそれがあるためにしないのでは? Q:それは考えられる。けれど今のままでは何も変わらない。
この方はほとんど一人で鹿の調査をしていて、依頼された調査・報告をするだけで、当然 行政に対して意見するような立場にはない。 「宮島で鹿だけを保護しようという考え方はおかしい」「避妊・去勢をするための費用を誰が出すのか」「野生のライオンが飢えていたら餌を与えるのか」「鹿は駆除するべきである」といった発言もあり、何だか望まない仕事を押し付けられて苛立っているという印象があった。野生動物としての鹿や、人がどう関わるかについては興味があるとのことだった。 今後 行政が鹿対策の方針を変えることがあっても、不確定な要素が多いため、試行錯誤しながらということになりそうである。 ちなみに宮島を除く広島県全体では、年間約8000頭の野生の鹿が駆除されている。
気分が暗くなったので・・・ 画像は↓より アメリカのTVコメディシリーズ『スピンシティ』 第052話「ディア・ハンター」 http://www.nicovideo.jp/watch/sm234262 (笑いたい方、ご覧ください)
こちらは1978年のアメリカ映画「ディア・ハンター」The Deer Hunter 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=08GwaWb34EI 「ディア・ハンター」:戦闘を描くことなく戦争を描いた、ベトナム戦争映画 http://dayslikemosaic.hateblo.jp/entry/2015/10/26/053930
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