初めて宮島(正式には厳島という)を訪れたのは2006年の11月。広島市内に宿泊し、二日の間に二度宮島に渡った。 住宅地に鹿がたくさんいたが、人を見ても逃げるでなし、近寄って来るでもなし、悠然と風景に溶け込んでいる姿は何となく風情があった。
その時は鹿煎餅が売られていた。一方で、「鹿に餌を与えないでください」という貼り紙があった。 観光目的ではなく、別の用事で行ったので、鹿と触れ合う時間はなかったが、ゴミを食べている鹿は見当たらなかった。
「宮島の鹿がゴミを食べる」という記述をネットで探したところ、最も古いのは2009年で、それ以前のものはまだ見つかっていない。 (宮島の鹿を救う人道支援の輪 - 犬猫救済の輪inunekokyusainowa.la.coocan.jp/miyazima-sika.htm) 廿日市市が「宮島の鹿への餌やり禁止」の方針を本格的に打ち出したのは2008年頃である。ちなみにこれはまだ正式な”条例”にはなっていない。
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