初花月に

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...... 2016年05月30日 の日記 ......
■ 宮島の鹿について 伍補足   [ NO. 2016053001-1 ]
@前記のブログから抜粋:
 餌やり禁止をすることにより、植生への被害は拡大すると思うが、市は被害状況を確認しているのだろうか?被害が多いのならば、鹿の保護管理対策としての『餌やり禁止』は、非人道的であるだけではなく、生物多様性の面からも問題のあることではないだろうか。
2013年2月 廿日市市役所 農林水産課に問い合わせ。
担当者「現段階では、植生の被害については協議のみで、対策はとっていない」とのこと。
協議のみ?「自然植生への影響を把握する」ことも含めた宮島シカ保護管理ガイドラインが定められたのが2008年。それから5年たつが、協議しかおこなわなかったのだろうか?植生の被害と『餌やり禁止』は直結する問題であり、植生被害を調べることは重要事項であると思うのだが・・
シカ対策に年間400万円の予算が出されているがそれでは足りないのか?と聞くと「400万の予算では、生息個体数・繁殖数・栄養状態を調べるモニタリング調査だけで手一杯」だとのこと。

A宮島地域シカ保護管理計画 第2期 概要版 ( 平成26年度から30年度まで)-廿日市市 より:
 ”緊急的な個体の保護はできるだけ実施しない方針とする。また,保護管理ガイドラインにおいて検討課題として残された「計画的な給餌」「避妊処置」「シバ草地の造成」は実施しない。”、”給餌等により個体数が増加に転じる可能性がある”
(最後の記述からは、餌やり禁止によって鹿を飢餓や栄養失調などで死に至らしめて頭数を減らすことを目的としていると考えられなくもない。)

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