
大聖院(だいしょういん) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%81%96%E9%99%A2_(%E5%AE%AE%E5%B3%B6) 弘法大師が806年に厳島(宮島)の弥山(みせん)の上で修行し、開基の礎となったといわれる寺院である。 2006年11月に、弥山開創1200年記念の行事として、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ法王14世が招聘され、法話が行われた。
www.tibethouse.jp/dalai_lama/visit_to_japan/2006/ 2006年11月の来日の際、ダライ・ラマ法王は10日間ほど滞在され、広島滞在の日程の中には、ノーベル平和賞受賞者として広島国際平和会議に出席なさるといったことが含まれていた。 大聖院での法話は広島滞在の最後の3日間に行われ、3日の内の後の2日は、灌頂と呼ばれる儀式に近いものであった。 ダライ・ラマ法王が日本で一般人向けにこのような儀式を取り行われることは滅多にないだろうと思われたので、何とか仕事を休んで、この最後の2日間の儀式に参加することができた。
弘法大師ゆかりの場所はたくさんあって、大聖院が特別であるというわけではない。ダライ・ラマ法王の追っかけをしていなければ大聖院を知ることもなかったし、宮島に渡って鹿に逢うということもなかったと思う。初めて宮島の鹿を見た時の印象は、以前に書いた通りである。 何か不思議な縁が感じられ、Twitterを始めて宮島の鹿の問題(廿日市市の方針により餌やりが禁止され、鹿たちが飢えていること)を知った時、大聖院の座主様にメールで二度ほど相談してみたが、あいまいなお返事しかいただけなかった。
大聖院にしろ、G製菓にしろ、地元で名の知られた団体としては、市の方針に明確に反対する態度を示すことが難しいのかもしれない。あるいは単に、厄介な問題に関わりたくないのだという気もする。
ちなみに大聖院へは電話もしてみた。この時は座主様はご不在とのことで、別の方が応対された。この僧侶の方は「一介の寺院に市政を動かす力はない」とはっきり仰った。寺院の代表者でもない人にそんなことを訊いたわけでもないので、体よく厄介払いされたのだろうと思う。 日を改めてもう一度電話をしてみたところ、この時も座主様はご不在とのことで、前回とは別の方が応対された。前回の方が仰った「一介の寺院云々・・・」の発言について尋ねてみると、それをこの寺院の意見として受け取ってもらっては困るとのお答であった。
■ご興味がおありの方は、↓の動画をご覧になってください。 ダライ・ラマ法王 大本山大聖院 弥勒堂開眼善住大法要 https://www.youtube.com/watch?v=xoxKxm1CCQM
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